ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。今月は「Apple Pay 」をテーマに、使い方のおさらいや注意点を探っていこう。ーーー

エンリッチ読者の皆さん、ポイ探の菊地崇仁です。

先月は特別編として、さまざまなプレイヤーの参入が目立つモバイル決済やサービス業を中心に進むセルフレジ・レジレスなどについて、今後の展望を述べました。

その後、1月には「ジョナサン」などファミレスチェーンを展開する、スカイラークグループもセルフレジの導入を決定するなど、サービス業を中心にレジレスの動きは加速しそうです。

ご存知の通り、日本国内は人手不足が顕著で、ことコンビニ、ファストフード、ファミレスでは人材獲得にかなり苦戦していると聞いています。昨今、24時間営業を取りやめる店舗も出てきましたが、これは人手の問題と無関係ではありません。

すかいらーくグループの場合、業界としては初のセルフレジを導入し、利用客は会計の際に無人のレジで伝票を機械に読み込ませ、クレジットカードや電子マネーで支払うことができるようです。これにより、人材不足の解消や接客サービスを向上させるなど、業務の効率化を図る狙いでしょう。まずは都内の「ジョナサン」、順次、都内の「ガスト」や「バーミヤン」でも運用を始めるようですが、とても気になるところです。

iPhoneユーザーに朗報！
Apple Payの使い勝手の良さは？

前回も軽く述べましたが、今回は、昨年10月からサービスが始まった、iPhoneを使った電子決済サービス「Apple Pay」について解説します。これまで、スマホを使った決済といえば、Androidの「おサイフケータイ」の独壇場でしたが、いよいよiPhoneでもできるようになり、ユーザーにとっては朗報です。とりわけiPhoneは多くのビジネスエリートの間で使われていて、エンリッチ読者の皆さんにもユーザーは多いはず。これまでは、会計時にクレジットカードを出すなど面倒があったのが、そこから解放されるわけです。