ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値などを見出す本連載。7月に家族でグアム旅行に出かけたという、菊地氏。その際は、プレミアム系クレジットカードの付帯特典が大いに役立ったという。今回は旅行の流れを追いつつ、内容をレポートしよう。ーーー
エンリッチ読者の皆さん、ポイ探の菊地崇仁です。
8月は、羽田空港国内線ターミナル、中部国際空港セントレア、名古屋市内、さらにはJR京都駅、大阪梅田にあるラウンジを紹介しました。(8月の記事)空港はいうまでもなく、その他の場所もアクセスは良く、サービスに至っても申し分ありませんでした。出発前に一息つきたい、あるいは仕事を片付けたいなど、幅広いニーズに応えてくれます。こういったラウンジを知っておくことで、ビジネスやプライベートの効率化にもひと役買うはずです。皆さんも、お持ちのカードがどこに対応しているのか、ぜひチェックしていただければと思います。また、プレミアム系クレジットカードでは、ラウンジサービスは大きな付帯特典のひとつ。各社力をいれています。今後も、新たな場所が登場したら、誌面でもお伝えしましょう。
JALの上級会員サービスで
快適なチェックイン
私事で恐縮ですが、7月に家族5人でグアムに行ってきました。まだ子どもは小さく、成田空港から約3時間という距離はほどよく、現地は時期的に雨季ということで費用もそこそこ、かつては日本人に大人気ということもあり、過ごしやすいのが選んだ理由です。
成田空港―グアム国際空港を結ぶのは、日系エアラインだとJALのみで、ANAは就航していません。あとは、デルタ航空やユナイテッド航空など外資系になります。近年は韓国からLCCが数多く飛んでいるようで、コストを抑えたいなら、韓国経由で行くという方法もあるようです。
今回、私が選んだのはJAL便でした。というのも、私はJMBカード/JALカード会員が、年間5万FLY ONポイント(うちJALグループ便2万5000FLY ONポイント)、または50回(うちJALグループ便25回)以上かつ1万5000FLY ONポイント以上の搭乗で取得できるJMBサファイアに到達していて、これを満たすことで入会できる、JGC(JALグローバルクラブ)の特典を利用できるからです。
なお、JGCへ加入するには、一般的なJALカードから、JGCのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナのいずれかを持つのが決まりです。これにより、搭乗ごとのボーナスマイル、会員専用予約デスク、優先キャンセル待ち、優先搭乗、専用カウンターでのチェックイン、受託手荷物無料許容量の優待、空港ラウンジの利用といった特典が付与されます。
私は今回、ビジネスクラスの搭乗でしたから、「サクララウンジ」の利用や専用カウンターでのチェックイン、優先搭乗(子どもが同伴だと、必ず優先になるのですが)といったサービスは得られましたが、JGC会員になっておくと何かと便利です。特に、受託手荷物の無料許容量の優待は、家族旅行ではとてもありがたいサービス。追加料金を支払わずにすみました。また、到着空港でも優先的に手荷物の引き渡しが行われるので、待つストレスもありません。
ちなみにスーツケースは、アメックスプラチナの「手荷物無料宅配サービス」を使い、自宅から空港までは無料で配送しました。自宅から成田までは、それなりの距離。子連れで大きな荷物を運ぶのは、かなり苦労します。同カードでは2つまで無料で送ってくれますから、使うことにしました。
ーーー出発までの段階で、プレミアム系クレジットカードを存分に活用した、菊地氏のグアム旅行。次回は現地での活用法に触れよう。