貯まった自治体ポイントは、美術館や博物館、地域の商店、公共交通機関など地域で使ったり、観光(アンテナショップ含む)などで活用、めいぶつチョイスのようにオンライン、さらにはクラウドファンディングでも使えるようにします。
ただし、ちょっと手間がかかるのは、自治体ポイントを利用するには、「マイキープラットフォーム」というサイトでマイキーIDを作成・登録しないといけないことです。ネットに通じている世代であれば問題ないでしょうが、ネットが不得意な高齢者などは、そもそも自治体ポイントを活用できるのどうか…そんな疑問も残ります。
政府としては、こういった施策を通じてマイナンバーカードの普及拡大を狙いたいところ。例えば、ポイント移行する際、企業ポイント1万Pが自治体ポイント1万2000Pになるなどプレミアムがつくと注目さるかもしれませんし、何らかの「お得」があると利用を後押しすると思います。とはいえ、プレミアム分を誰が負担するのかというと、結局は税金になりそうで、それはそれでは賛否の声が届きそうですが(苦笑)。いずれにしても、面白そうな取り組みだとは思います。
このように、国や自治体もポイントを活用しようという動きは起きていて、とても興味深いところです。私はこのためにマイナンバーカードを作りましたので、実際にサービスを使った際は、改めてご紹介します。