菊地崇仁私も今年3月、そろそろ期限が切れるというので、家族旅行もかね「フリー・ステイ・ギフト」を使いました。行先は、「ヒルトン小田原リゾート＆スパ」です。
同所は首都圏から程よい距離で、箱根観光にも便利な立地。すべての客室が相模湾に面していて、広大な敷地内には多目的広場、パターゴルフコース、フィットネスルーム、ボウリング場、カラオケ、キッズルーム、ゲームコーナーなど、様々なアクティビティが揃っています。屋内外にプール、スパや温泉もあり、滞在型リゾートとしても申し分ありませんでした。
ヒルトン小田原で「フリー・ステイ・ギフト」を利用する場合、通常はスーペリア・ツインルームが用意されますが、追加料金を支払うとアップグレードができます。我が家の場合は小さな子どもがいて、エクストラベッドを部屋に入れるとかなり狭くなってしまうので、和洋室デラックスに変更しました。
都会の喧騒から離れ、のんびりと過ごせ、地場食材を使った食事も満足度が高く、大人2人分の宿泊代金は無料です。通常利用なら1泊2万円以上はしますから、とても付加価値の高いサービスだと実感しました。「体験」を提供する特典として魅力的で、使わない手はありませんし、トラベル系クレジットカードの最高峰であるアメックスの姿勢もうかがい知ることができます。
ーーー「モノ消費からコト消費」という流れのなか、アメックスプラチナの宿泊無料特典は、近年のトレンドにマッチしている。次回は、プレミアム系クレジットカードを中心に実施が増えている「グルメイベント」についてお伝えしよう。
菊地 崇仁 (きくち たかひと)
株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社（現NTT東日本）入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド（インプレス）」他。
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