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The Style Concierge

付帯特典を利用したトラベルリポート 2/3

京都では食事・観光にプレミアム系
クレジットカードが活躍

旅行の3日目は、朝から新幹線で京都に向かいました。なお、今回は利用しませんでしたが、JR京都駅ビル内には「JCBラウンジ京都」があり、こちらも「JCBザ・クラス」「JCBプラチナ」といった一部カードのホルダーは使うことができ、同伴者1名までは無料で入れます。ここでは、ドリンク、手荷物一時預かり、無料Wi-Fi、電源、情報誌の閲覧などのサービスが受けられ、旅行中の休憩、あるいは新幹線を待つ間に仕事をするなど、とても重宝するでしょう。

昼食は京料理をいただける「京料理 六盛」へ行きましたが、ここで役に立ったのが、JCBオリジナルの京都ガイド「京爛漫」でした。JCBではゴールドカード以上のホルダーを対象に「GOLD Basic Service」という特典を用意していて、ここではトラベル、健康、チケットなど様々なサービスを提供しています。そのひとつが、京都の情報を掲載するオリジナルガイドブックの「京爛漫」です。

ここにはJCBが勧める旅館や飲食店、名品店が紹介されていて、かつ優待も受けられ、電話で直接予約をする際に「京爛漫」のことを伝えれば適用されます。また、お店に行ったときは冊子を提示する必要があるので、忘れてはなりません。支払いはゴールド以上のJCBカードで行います。

私もこういう流れで京料理に舌鼓を打ったのですが、「京爛漫」は対象ホルダーに自動で届くのではなく、申請しないともらえないので注意することです。あるいは、「JCBラウンジ京都」にも置いています。

食事の後に向かったのは、京都国立近代美術館です。ここでも初日と同様、「LUXURY CARD GOLD」を使い、無料で鑑賞しました。こちらはその名の通り、日本の近代美術史全体を押さえつつも、京都を中心に関西・西日本の美術に比重を置き、京都画壇の日本画・洋画を積極的に収集しています。私が行った日は、昔の無声映画を活弁(弁士による映画説明)とピアノ演奏で観るといったイベントがあり、大人も子どもも楽しめる内容でした。

ーーー大阪から京都へ移動し、そこでもプレミアム系クレジットカードの特典を活用した菊地氏。次回もその流れを追っていこう。

菊地宗仁_300

菊地 崇仁 (きくち たかひと)

株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド(インプレス)」他。

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