ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。10月はプレミアム系クレジットカードの付帯特典を使った菊地氏の大阪・京都旅行について取り上げている。(1/3から読む)ーーー

アメックスの京都特別観光
ラウンジをほぼ貸し切りで利用

京都国立近代美術館を後にして次に向かったのは、鴨川のエリアです。ここではアメックス・プラチナのコンシェルジュ経由で予約した「川床」のお店で夕食にしました。ご存知の通り「川床」とは京都における夏の風物詩のひとつで、料理店や茶屋が川の上や、屋外で川の見える位置に座敷を作り、料理を提供するというもの。食事と納涼を一緒に楽しむというもので、風情があって古都の情緒を満喫できました。

夕食の後はタクシーを使い、清水寺、八坂神社、祇園といった観光地の中心地にある臨済宗健仁寺派・高台寺の塔頭のひとつである「圓徳院」に併設されているアメックスの「京都特別観光ラウンジ」に向かいました。圓徳院自体は、豊臣秀吉の冥福を祈るために、秀吉の正室である、ねねが建立した高台寺の塔頭で、ねね自身も晩年を過ごした場所として知られ、アメックスのラウンジはアメックス・ゴールド以上のプロパーカードや一部提携カードのホルダーなら入ることができます。

入り口を通ると庭があり、建物は和の造りでゆったりできます。お茶のふるまい、通常は500円の圓徳院の拝観無料など、ラウンジにはいくつか特典があり、かつ夜はアメックス会員の貸し切りになるので、一般の拝観者は圓徳院に入ることができません。庭などを散歩しましたが、ほとんど誰にも会わず、まさに貸し切り状態。至福のひと時になりました。

次いで、この日の宿泊はアメックス・プラチナのコンシェルジュ経由で予約した京都ホテルオークラだったので、京都駅前にあるウエルカムラウンジに向かうことに。ここでは手荷物の一時預かりや送迎シャトルを運行していて、これを利用してホテルに向かいました。なお、このラウンジは宿泊者だけではなく、「ダイナースクラブカード」のホルダーも利用できます。