ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。今回は、一部スポーツ施設で始まったキャッシュレスの取り組みや、今春から始まったコード決済について、菊地氏が解説する。ーー
エンリッチ読者の皆さん、ポイ探の菊地崇仁です。前回は、Appleが発表した「Apple Card」の概要を最初にお伝えしました。米国で始まるサービスで、現時点で日本への導入は決まっていませんが、キャッシュバックの特典はシンプルかつアップルユーザーにとって大きなメリットをもたらします。続報があれば取り上げましょう。
「アメックスプラチナ」の継続特典である「フリー・ステイ・ギフト」の体験レポートも紹介しました。同特典は、「オークラ ホテルズ & リゾーツ」や「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」、「ハイアットホテルズアンドリゾーツ」、「ヒルトン・ワールドワイド」など、ラグジュアリーホテルで1泊2名分が無料になるという内容。こういったサービスを利用し、さらに旅先でもプレミアム系クレジットカードの付帯特典を駆使すれば、付加価値の高いトラベル体験が実現します。今後も、どこかに出かけた際はアナウンスしますから、ご参考いただけると幸いです。
加速するTポイント離れ……
ファミマTカードは店頭発行を終了
今回は時事的なトピックから始めます。なんとGWも明けたころ、ファミリーマートは共通ポイントであるTポイント専用のカード「ファミマTカード」の店頭発行を5月31日で終了すると発表。Visaデビット付きキャッシュカードの「ファミマTカード」の新規申し込みも5月20日をもって終了しました。ただし、いま持っているTカードはそのまま使うことはできるようで、クレジット機能が付帯する「ファミマTカード」の新規発行は引き続き行います。というのも、同カードを発行するポケットカードはファミリーマートのグループ会社なので、ファミマTカード以外のカードも検討しているのではないかと思います。それまではしばらく継続するのではないでしょうか。