「Infinite」と「プラチナ」に対する新サービスは、これだけではありません。同ブランドでは、ホテル内のレストランで利用できる3000円相当の割引クーポンを配布する「Visaプラチナ ホテルダイニング」も同時に始めています。「ラグジュアリーダイニング」と同じく一休と提携したサービスで、予約の流れも変わりません。提供期間も2020年5月12日まで。ただし、提供条件の金額や人数がやや異なります。以下の通りです。
■スタートキャンペーン期間(2019年8月末日まで)
・予約総額5000万円(税・サービス料込)以上の予約につき1枚の割引クーポンが利用可
・対象カード会員1名につき月間1枚まで、毎月合計1000名までの提供
■通常期(2019年9月1日以降)
・予約総額1万円(税・サービス料込)以上の予約につき1枚の割引クーポンが利用可
・対象カード会員1名につき月間1枚まで、毎月合計500名までの提供
こちらのサービスでは、東京・日本橋にある「マンダリン オリエンタル 東京」最上階にあるイタリアンレストランを利用することに。食事だけではなく眺望が素晴らしく、贅沢な空間で優雅なひと時を過ごすことができました。
「ラグジュアリーダイニング」の対象になるのは首都圏や都市部のレストランが多いのですが、mastercardが提供するグルメ特典の「Taste of Premium」などには含まれない店舗が数多く含まれています。差別化を図ったということでしょう。他方「ホテルダイニング」には首都圏だけではなく他の都市部などのホテルが選ばれていて、ビジネスやプライベートで出かけた時に重宝しそうです。いずれしても、付加価値の高い新サービスと言えます。国内でVisaの「Infinite」を採用しているのは、スルガ銀行の「スルガ Visa Infinite」が有名で、他のカード会社が発行しているかどうかはベールに包まれています。一方、プラチナクラスは三井住友カードをはじめ、Visaブランドを扱うカード会社であれば、大抵はラインナップに加わっていて、ホルダーは少なくありません。これら特典を余すことなく使ってみてはいかがでしょうか。
ーーVisaが始めた、街中やホテル向けのグルメ特典。ハイエンドの店舗をお得に利用できるサービスとして注目を集めそうだ。次回は、もうひとつの新サービスを紹介しよう。