ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントサービスの付加価値を見出す本連載。前回に引き続き、「Olive」のサービス内容を解説する。(1/3から読む)−−−
サービスを複数利用することで
ポイント還元率がアップする仕組み
Oliveフレキシブルペイのポイント還元率は、クレジット・デビットの場合は一般・ゴールド=0.5%、プラチナプリファード=1.0%で、ポイント払いの場合は一律0.25%です。一方、三井住友カード(NL)と同じく、対象コンビニやレストランなどでタッチ決済を利用すると最大5%還元になり、家族ポイントも対象になるので、家族1人追加するごとに+1%になり、最大で+5%還元になります。
ポイント還元率アップの特典は他にもあり、Oliveアカウントに契約し、三井住友銀行アプリまたは三井住友カードのVpassアプリに月1回以上ログインすると+1%、住宅ローン残高があると+1%、SBI証券口座で投資信託を月1回以上買い付けると+0.5%、国内株・米国株の取り引きが月1回以上で+0.5%、NISA口座の残高が30万円以上で+1%上乗せされます。
また、Oliveアカウントには、以下のような「選べる特典」も用意されています。
給与・年金受取特典:得点を選択した月に給与または年金の受け取りがあると、翌月に200ポイント付与
コンビニATM手数料無料:選択した翌月のコンビニATM手数料が月1回無料
Vポイントアッププログラム:選択した翌月のVポイントアッププログラムの還元率が+1%。対象コンビニやレストランでの利用が対象
利用特典:選択月末時点の残高が1万円以上で、翌月に100ポイント付与
これらを合わせると、ポイント還元率は最大で15%。住宅ローンの契約はともかく、他の特典はサービス利用すると適用されるので、難易度が高すぎるわけではありません。すでに三井住友カードを使いSBI証券の投信積立をしているなら、Oliveにしたほうが日米株の取り引きや保有資産残高に応じてポイントがアップするので、メリットがあります。私の場合、Oliveフレキシブルペイでプラチナプリファードを発行したので、家族ポイントや選べる特典のVポイントアッププログラム、アプリログイン、SBI証券での取引などを合計すると、10.5%還元となる計算です。
−−−ポイント還元率アップ特典もふんだんにある「Olive」のサービス。次回も同サービスの特徴を解説する。