資産デザイン研究所代表の内藤忍氏が、各界のプロフェッショナルをお招きして、資産運用にまつわる旬のトピックを取り上げる、本連載。10月は「特別編」として、8月26日に開催された「第6回 世界の資産運用フェア」の模様をお伝えしている(1/3回から読む)。ーーー
幅広い投資対象について鮮度の高い情報を提供する世界の資産運用フェアだが、最後に紹介するのは、タイやカンボジアの投資物件を紹介する、センチュリー21 富士ハウジングだ。
■センチュリー21 富士ハウジング:海外事業部部長 松本憲幸氏
日本とタイ、カンボジアに拠点を構え、日本人スタッフと現地に精通した現地スタッフにより、これらの国の投資物件を紹介。「センチュリー21」のブランド力を活かしながら、顧客をサポートしている。
「5年前から海外事業に参入し、タイやカンボジアの投資物件に力を入れています。カンボジアのGDPは7%で高い成長率。国民1人当たりのGDPは1200ドルくらいなので、10年後には給料が倍になるという計算です。その流れに乗るように銀行金利が高かったり、米ドル経済なので外資の誘致にも積極的。現地に行くたびにコンドミニアムが建っているという状況です。扱うのは区分所有であれば安いと10万ドル以下で高いと30万ドル。富裕層の現地人が住むこともありますが、ほとんどは駐在員など外国人です」
高い経済成長が期待でき、日本人投資家が物件を購入するケースも増えている。資産分散の観点でも、こういったエリアに収益物件を持つことは、ひとつの手かもしれない。