ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

ワイン投資 vol.1

ワイン投資は古くから伝わる資産運用

内藤 ワイン投資において、保管状態というのは重要なポイントですね。実は、私がワイン投資について知ったのは7年前くらい。調べているうちにベリー・ブラザーズ&ラッド社にたどり着きました。

当時は、マネックス証券にいたのでメルマガなどで紹介する程度でしたが、独立後、昨年から御社のご協力のもと、ワイン投資セミナーを始めています。そこで色々学ぶことができたのですが、ワインはとても繊細な飲み物で、保管状態で未来の価値が大きく変わります。基本的には安く買って値上がりを待つわけですが、だからこそ御社のように大切に扱ってくれるところで取引したほうがいいと実感しています。

保管状態は重要なポイントですね。
保管状態は重要なポイントですね。

同じ年代、銘柄でも保管状態で価格がかわります。
同じ年代、銘柄でも保管状態で価格がかわります。


福田 おっしゃる通りです。ワイン投資自体は真新しいことではなく、ワインが世界的になった1990年代より何年も前に、目はしの効く買い手たちが飲む分より多めにワインを買い、のちに余ったワインを売り、新たなワインを購入するための資金にしていました。

現在では、一括払いあるいは定期的にワインを蓄えていくことで、充分に管理されたワイン・ポートフォリオをつくることが可能で、当社のファインワイン部門は、310年以上のワイン業界経験に裏打ちされた、他に類を見ない専門的助言を提供しています。

内藤 ワイン好きのイギリス人はめぼしいワインをケースで買っておき、価値が2倍になれば半分を売り、残りは自分で楽しむと聞きました。そうすれば、良質なワインをタダで手に入れたことになりますよね。面白い考え方だと思いました。

ーーーベリー・ブラザーズ&ラッドやワイン投資の歴史について語り合うことから始まった、今回の対談。次回は、ワイン投資の魅力やメリットに迫っていこう。


[catlist tags=”ワイン投資” orderby=date order=asc]


内藤 忍(ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
一般社団法人海外資産運用教育協会代表理事
東京大学経済学部、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。

大学卒業後、住友信託銀行に入社。
1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。
その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。
2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

毎週発行する資産デザイン研究所メールは、購読者約12,000名と個人投資家の強い支持を受けている
(登録はこちら http://asset-design.jp/services/mailmagazine.php から)
セミナー、スタディ・ツアーなどの最新情報はこちら http://asset-design.jp/news/ から

早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学などで講師を務め、雑誌、ネットでの連載コラムを担当。主な著書にシリーズ10万部を超えるベストセラーとなった「内藤忍の資産設計塾」シリーズ。「60歳までに1億円つくる術」「「好き」を極める仕事術」「丸の内朝大学マネーの教科書」など多数。最新刊は「究極の海外不動産投資」(幻冬舎)


福田恵夫(ふくだ・しげお)

ベリー・ブラザーズ&ラッド ジェネラル・マネージャー

1978-1989:ニッカウヰスキー(株)(現アサヒビール)
1990-1992:IDV JAPAN (International Distillers and Vintners JAPAN) 事業部長
1995-1997:IDV UK (英国) スミノフウォッカ ブランドマネージャー
1997-1999:日本ヒューブライン マーケティング本部長
1999-2000:ビービーアールジャパン マーケティング本部長2000-2010:バカルディジャパン 代表取締役社長2011:ジャパンインサイト株式会社設立2013:ベリー・ブラザーズ&ラッド ジェネラル・マネージャーに就任

The Keepers of the Quaich会員
ベリー・ブラザーズ&ラッド(http://www.bbr.co.jp/

内藤忍

Return Top