ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

国内不動産投資 vol.2

中古ワンルームマンション投資で経済的自由を実現

重吉 目指していただきたいのは、不労所得で十分な生活ができる、経済的自由です。仮に定年退職を迎えたとき、収入がないと預貯金を切り崩すしかありませんが、それだと怖くてなかなか使えないと聞きます。ですが家賃収入は毎月入ってきますから、安心してつうことができます。そうなっていただきたいと考えています。

内藤 ですが、経済的自由はすぐに手に入るというわけではなりません。どういったプロセスを辿ればいいのでしょうか。

重吉 いまは投資用ローンの金利が2.5%前後ですから、利回りと金利の差は約3%。この差分がある限り借入をしていても入居者がローンを返済してくれますから、都心の中古ワンルームマンション投資は有利といえます。

ただしそれで成功したというわけではなく、私がお勧めしたいのは、繰り上げ返済をすることです。具体的には、できるだけ早くローンのないマンションを2戸持つことを目指します。

例えば、1戸目のマンションを購入したら、10年を目安に繰り上げ返済を積極的に行い、返済が終われば2戸目に挑戦しますが、このローンはマンション2戸の家賃収入で返済できるので、返済期間は半分の5年で終わる計算になります。そうすれば、15年でローンのないマンションを2戸持てることになりますが、この時点で経済的自由を手に入れたも同然。その後、3戸目を購入した場合は3戸の家賃収入があるので、さらに返済期間は短くなり、効率的にマンション投資を行うことができます。

これを私は“レバレッジの黄金率”と呼んでいますが、定年までにローンのないマンションが3戸あれば、仮に家賃が8万円としても、毎月24万円の不労所得が得られます。

エンリッチ 内藤忍のマネーカフェ 不動産投資 重吉氏1

内藤 これは、中古ワンルームマンションだからこそできる手法です。都内の新築だと安くても1戸2500万円はしますし、アパート1棟だと1億円を超えることも。中古のワンルームだから金利の差を活用して、繰り上げ返済に回せるということ。ローンが早く終われば、それだけキャッシュフローが手に入る日も早くなります。

とにかく大事なのは、経営者や起業家、ビジネスマンであれ、これからは自動車の車輪のように、自分も働くけど、お金にも働いてもらうというスタンスを持つことです。それが噛み合うと、自分が働けなくてもお金が働いてくれ、お金の働きが悪いなら自分が働けばいいというように、経済的な不安を解消することができます。

内藤忍

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