また、実物資産は実際に購入したいと思える物件が見つからなければ慌てて購入する必要はなく、資金や収益性も考慮しながら進めていくことです。
しいて言うなら、始めるのであれば1日でも早く、ということです。ご存知のように、資産価値は景気や世界的な情勢で上下します。しかしながら、グローバルで成長を続けるという前提であれば長期で行うことで、ゆっくりとですが資産も増えていきます。ところが短期だと「〇〇ショック」のような急激な乱高下に巻き込まれる可能性があり、それではあまりにももったいない話です。長い時間をかけて分散投資を実践して、資産を増やしていくという考えで取り組んでいきましょう。
とはいえ、アセットアロケーションには唯一の正解はありません。試行錯誤しながら、自身にとって最適な比率を探っていってください。そういった点でも、「時間のゆとり」は大切です。