大丸東京店では増加する訪日外国人の中でも、特に超富裕層をターゲットにした時計販売サービスを開始する。店舗に隣接するシャングリラ ホテル東京とタイアップし、ホテルのスイートルームはじめ47室の宿泊客に対し、店舗では通常販売していない、高級ブランド時計のプレミアムラインや数量限定品など、希少価値のあるブランド時計を宿泊客の好みをヒアリングしながら取り寄せ、通訳を伴ったスタッフがホテルの部屋まで訪問・提案するという。
大丸東京店の免税品売り上げは対前年で3.5倍になり、中でも中華圏の売り上げシェアはおよそ50%。東京駅という立地上、バスで移動する団体客は少なく、個人旅行でショッピングを楽しむ、また、ビジネスで長期滞在するといった富裕層が多いのも特徴。そういった顧客へ新しいサービスとして店頭にはないプレミアムな商品を提案するかたちだ。