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空飛ぶクルマの開発企業が助成の採択企業に決定

エンリッチ news190210

日本発の空飛ぶクルマの開発を行う株式会社SkyDriveは、東京都の「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」に採択され、助成を受けることが決定した。

本支援は、新たなモビリティ社会の実現に向け、電動垂直離着陸型航空機の「空飛ぶクルマ」の開発を行う中での、機体の製造・開発に加え、有人機のテスト飛行に関して、認証を取得して安全に飛ばせるレベルまで故障率を低減させることを目指し、安全性と信頼性の向上の取り組みに活用される。

株式会社SkyDriveは、“2020デモフライト”を目標とする有志団体CARTIVATORのメンバーを中心に、2018年7月に設立。「誰もが空を飛べる時代をつくる」をミッションに、空飛ぶクルマの実用化に向け、2020年のデモフライト(CARTIVATORとの共同開発。)、2023年の販売開始、2026年の量産販売開始をマイルストーンとしている。今回の支援を受け、様々な事業会社等との協働の可能性をさらに高めながら、空飛ぶクルマの開発、その先の未来のモビリティ社会作りを加速させていくという。

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株式会社SkyDrive代表取締役、有志団体CARTIVATOR共同代表 福澤知浩氏のコメント。

「この度は、波及効果のある新たなビジネスの創出を目的とした当プロジェクトに採択頂き、大変ありがたく思います。多くの訪日外国人が訪れ、益々人口も集中する東京都において、災害時/観光/移動手段などのユースで、「空飛ぶクルマ」が安全快適なモビリティとして活用されることを目指し、開発を継続していきます。

特に当プロジェクトでは、「空飛ぶクルマ」について、パートナー企業のNEC様やCARTIVATOR(カーティベーター)メンバーと共に、安全性・信頼性を上げる開発に注力することで、「誰もが自由に空を飛べる世界」に向けて、事業を加速させてまいります。」

*東京都 “未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト”
東京都による、波及効果のある新たなビジネスの創出を目的とした、都内ベンチャー・中小企業と大企業等とのオープンイノベーションにより事業化する革新的なサービス・製品等を対象に、その改良や実証、販路開拓に要する経費の一部を補助する事業。採択事業者は、交付決定日から最大3年3か月の期間に、初年度 最大5千万円、次年度以降 最大1億5千万円を補助限度額として、計 最大5億円(下限額1億円)の補助を受けることができる。

エンリッチ編集部

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