ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

アメリカンエキスプレス グローバルビジネストラベル、脱炭素化を強化

エンリッチnews200519

出張管理業務全般を総合的にサポートするトラベルマネジメントカンパニーである、アメリカンエキスプレス・グローバルビジネストラベルは、従業員の出張による二酸化炭素排出量を相殺(オフセット)するという目標を達成した。

今回の温室効果ガスオフセットは、2019年中のスタッフの出張による排出分に適用され、今後も継続される。同社は、自社の出張による温室効果ガスの排出量を100%オフセットした最初のグローバルトラベルマネジメントカンパニーとして、今後は、同社すべての事業においてカーボン・ニュートラル(温室効果ガスの排出と吸収がプラスマイナスゼロとすること)を達成することに焦点を当てるという。

リスク&コンプライアンス最高責任者であり、同社のESG(環境、社会、ガバナンス)グループのエグゼクティブチェアを務めるキム・シヨン氏は次の様にコメント。「Covid-19危機はGBTならびに旅行業界に大きな打撃を与えました。そのような困難な時代にあっても、私たちは自らの価値にこだわり続けることがますます重要になると思います。この危機を乗り切り、より強みを発揮する企業は、人々、顧客、地域社会、そして社会全体にとって、正しく行動していこうとする企業です。私たちは出張を世界経済に力を与える善の力と信じており、ビジネストラベル業界において、可能な限り最も持続可能な道を作り上げたいというクライアントの願いを共有しています。」

同社の温室効果ガスオフセット計画は、過去に受賞歴もあるNPO機関「Carbon Fund」のEnvira Amazonia Projectをサポートしており、同プロジェクトでは、約50万エーカーの森林を保護し、1,250万トンを超える二酸化炭素換算排出物の放出を減らすことに貢献している。この取組みは出張による温室効果ガスの排出量のオフセットすることから始まったが、今後同社の全世界の事業すべてにおいて脱炭素化を実現することを目指すとしている。

エンリッチ編集部

Return Top