デルタ航空は、2017年度および2018年度の「フルブライト・プログラム」の日本人対象アメリカ留学プログラムを支援する。同社はこのプログラムに2014年度から協賛しており、これまでの3年間で120名の日本人奨学生の渡米や帰国用の航空券を提供してきた。奨学生が所属した教育機関は、ニューヨーク、ボストン、ミネアポリス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンD.C.を含む、全米各地に広がっている。2017年度のフルブライト奨学生はすでに内定しており、アメリカの教育機関で学ぶため、デルタ航空便で今夏渡米する予定という。
今年65周年を迎えるフルブライト・プログラムは、日米両国政府による留学制度で、日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)が運営するもの。一般公募の奨学金制度として国際的な評価を得ており、国連事務次長を務めた明石康氏(1955年フルブライト大学院留学)をはじめ、フルブライターと呼ばれる同窓生の多くが、教育、行政、法曹、ビジネス、マスコミ等さまざまな分野で活躍している。
デルタ航空では、日米の交流促進を目的とするフルブライト・プログラムの主旨に賛同し、4年前より奨学生の渡米・帰国用航空券の一部を提供している。