総合不動産企業を営む株式会社プロポライフグループのグループ会社である株式会社プロスタイルは、札幌市中央区「宮の森」エリアの高台に建築家 隈研吾氏が設計監修したレジデンス「プロスタイル札幌 宮の森」の開発に着手し、コンセプトルームをプレオープンした。
「プロスタイル札幌 宮の森」では、新国立競技場やJR東日本高輪ゲートウェイ駅など現代的なデザインに木造建築を取り入れるスタイルが特徴の隈研吾氏と、天然無垢材にこだわるプロスタイルが共鳴し、木と寄り添う暮らしを目指している。
斜面に沿うような丘を生かした同物件は、ひとつひとつの家が集積することによって大きな家を構成するという個々人を尺度として捉えた設計を重視。天然無垢材の温かみとも相まって、建築そのものに対して、一般的な集合住宅には抱きづらい、我が家としての実感を得られる工夫が施されている。
また、北海道産「道南杉」の間伐材(*)を外壁にふんだん使用している事も特徴で、コンクリートを流す枠にも間伐材を使用しており、地域の環境保全にも配慮した建築になっている。
*森林の成長過程で密集化する立木を間引く過程で発生する木材。間伐を行うことで土砂災害や地球温暖化の防止にも繋がる。