ベントレーモーターズは、サニーアイルズビーチのコリンズ通り18401番地のオーシャンフロントに位置し、同社がデザー デベロップメント社と共同で建設するベントレーブランド初のレジデンスタワー、「ベントレー レジデンス マイアミ」の正式な建設着工を発表した。大西洋と沿岸内水路を一望することができる地上62階建て、216戸の同コンドミニアムは、4基の革新的なカーリフトとガラス張りのスカイガレージを備え、プライベートレジデンスに車をアートのように展示することができる事が特徴。
レジデンスでは、ベントレーの最も特徴的なデザインキューを建築とインテリアに取り入れる予定で、例えばベントレーのドアパネルにあしらわれている象徴的なダイヤモンドキルトの模様を自然光を屈折させるために角度をつけたダイヤモンド型のガラスパネルとしてタワーのファサードに採用し、外観を陽光できらめかせる。また、同じ模様とシルエットは、主要なバスルームの菱形の石や、ロビーに敷き詰められたフロアタイルなどの建物全体に反映される。
レジデンスの中心には、特許を取得したカーエレベーターを設置。このエレベーターは、車両と乗客を道路から居住者の玄関先まで一挙に運び上げる。この技術により、各住居内に3台用と4台用のスカイガレージを設置することが可能となる。また、EV充電設備もオプションで完備され、さらにこれらのスカイガレージには、水上バイクやオートバイのような乗り物を保管するためのスペースも提供される。
レジデンスのプライベートハウスもカーリフトと同様にユニークな設計となる。屋内外の仕切りのないリビングコンセプトを取り入れ、遮るものなく海岸線の眺望を楽しむことのできるプライベートな屋外スペースを提供し、個々のバルコニーには、プライベート温水プール、サマーキッチン、リビングエリアが設けられる。また、突風でも影響がないよう設計されており、たとえ30階の上空でもキャンドルを簡単に灯すことができるという。
ベントレーレジデンスの完成は2027年末を予定している。