KEN OKUYAMAは、8月19日にカリフォルニアで開催されたThe Quail,Motorsports Gathering にて次世代のハイパフォーマンスカーを発表した。kode57というモデル名は世界的にレース活動が大きな盛り上がりを見せ、歴史的な名車達が誕生したアイコニック・イヤーである「1957年」に対するオマージュ。
フロント左右のエアインテーク、前後タイヤの後ろに位置するフィン、リアの大型ディフューザーといった内部空気流を増やし、実質的な前面投影面積を減らすデザイン手法を用いることで、空気抵抗を大きく減少させている。アルミニウム製のスペースフレームとカーボンファイバーのアウターパネルを用いたボディ構造は、徹底的な軽量化が追及されている。
電動アジャスト式のシートやエアコン、アジャスタブルステアリングホイールなどの装備も施されている。V12気筒エンジンは顧客の好みに応じた味付けが可能であり、足回りも同様にチューニングが可能。
開発は東京のKEN OKUYAMA青山スタジオ、最高品質のカーボンファイバーによるボディパネル製造やNCマシンによる切削作業含むアッセンブルは KEN OKUYAMA山形ファクトリーにて行われる。世界各国から最高峰のコンポーネンツを集め、日本の精密なクオリティコントロールの元、すべてハンドメイドでアッセンブル作業が行われる。