ボルボ・カーズは、スマートフォンを使用して自分のボルボ車にアクセスできるアプリケーション、“ボルボ・オン・コール（Volvo On Call）”の追加機能となる、コンシェルジェ・サービスの試行プログラムを開始する。

サンフランシスコで実施されるこのプログラムは、新型XC90、または新型S90を所有する現地在住のボルボ・オーナーが対象となり、11月中にスタート。約300名のオーナーの参加を予定している。

ボルボが実施したリサーチでは、回答者の70%以上が指先で操作できる給油サービスを望み、56%が定期メンテナンスのための車の引き取りサービスを希望し、49%が必要なときに自分の車を他の場所に移動してもらいたいとの結果が出た。

このアプリは1回使い捨てのデジタルキーを発行する。デジタルキーは場所と時間を特定し、ボルボ正規サービス拠点に送信される。サービスが完了すると、車がロックされてデジタルキーは失効する。オーナーの車は元の場所に戻されるか、指定した別の場所に届けることが可能。

現時点でのボルボ・オン・コール、ならびにコンシェルジェ・サービスの日本での導入は未定となっている。