ポルシェAGは去る5月11日、ツッフェンハウゼンにおいて100万台目の911として1963年に発売された初代911の特徴を受け継ぐスペシャルカラー「アイリッシュグリーン」のカレラSをラインオフした。
ポルシェが世界で最高の利益率を誇る自動車メーカーとしての地位を維持する上で長きに渡り貢献を続けている911。2016年だけでも全世界で32,365台が販売されている。
この車の開発に最初からかかわってきたポルシェ監査役会会長のDr.ヴォルフガング・ポルシェは次のようにコメントした「54年前、父と一緒に初めてグロースグロックナー峠を走りました。911で走る楽しさは当時と全く変わりません。それは、今でも911が1948年の初代ポルシェ356/No.1と同様にブランドの中心だからです」
100万台目の911はポルシェAGが保有し、ワールドツアーを行った後にポルシェ ミュージアムのコレクションに加わるという。