ヤマハ発動機株式会社のサロンクルーザー「EXULT(イグザルト) 43」が公益財団法人日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)による「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.20」に選定され、さらに時代を反映し特に優れたデザインに対し贈られるゴールドセレクション賞に選ばれた。
過去に当サイトでも特集した「EXULT 43」は、クルージングやマリーナステイなど多様なレジャーを楽しむマリンファンに向けて提案するプレミアムボート。大海原においても一目で判るシルエットを特徴とし、船体とデッキの継ぎ目を意識させないフォルムは、これまで蓄積してきた高い製造技術を具現化させたもの。キャビンスペースのインテリアには高級素材と日本の匠の技を導入し、船内を華やかに演出している。
「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰するとともに、その製品を収集・保管して次世代に伝え、教育・産業・生活へ文化的貢献を行うことを目的とするもの。今回50点近くに及ぶ選定品が選ばれ、ゴールドセレクション賞はその中から5点選出さた。
▶審査員コメント
曲面で構成される流麗なエクステリアデザインは存在感だけでなく安全性と安定性にも優れ、3基のエンジンによってパワフルでスピード感のある走行性能も実現するという。開放的なブリッジ、ハイセンスなインテリアなど「洋上の迎賓館」の名に相応しいサロンクルーザーである。