アストンマーティンは、ブランド初のSUVモデルの正式名称を「DBX」に決定した。開発は進行中で今回、初のプロトタイプがウェールズのラリー・コースでテスト走行を実施した。最初のテストがウェールズで開始されたのは、このモデルが、ウェールズのヴェール・オブ・グラモーガンに建設中のセント・アサン新工場で生産されるため。
DBX開発の初期段階では、さまざまなシミュレーションが実施された。今回、最初のプロトタイプをウェールズで走行させたことによって、シミュレーションの結果を“現実の世界”へ移行させる作業が開始される。今後、このプロトタイプは、雪と氷に覆われた北極圏、中東の灼熱の砂漠、アルプス山脈のワイディングロード、ドイツのアウトバーンやニュルブルクリンクのノルドシュライフェ(北コース)の超高速コースなど、世界中の過酷な環境でテストが実施されるという。