デルタ航空は、ボーイング777型機の改装に伴い、既存の4種類の座席ブランドである「デルタ・ワン スイート」、「デルタ・プレミアムセレクト」、「デルタ・コンフォートプラス」、「メインキャビン」のすべてを搭載し、一部の太平洋路線および大西洋路線にて3月から運航を開始すると発表した。
一機で4種類の座席クラスを提供することにより、これまで以上に搭乗者の選択の幅が広がり、自身で旅行をカスタマイズしやすくなる。
昨年、デルタ航空はB777型機の機内を刷新し、受賞歴のある「デルタ・ワン スイート」、好評の「デルタ・プレミアムセレクト」を新たに導入する一方で、一列9席の「メインキャビン」のシート配置を維持することを発表した。「デルタ・コンフォートプラス」は、既に改装済みの4機のB777にも追加搭載され、残りの14機のB777には2019年中に4種類の座席が搭載される予定という。
改装後のB777 では、4種類の座席に加え、各座席に設置された個人用スクリーン、LEDアンビエント照明、米ゴーゴー社(GOGO)が提供する機内Wi-Fiと携帯電話でのテキストメッセージの無料サービスなど、最先端の機内設備を提供。また「メインキャビン」のシート幅は、デルタ航空の国際線用機材では最大の18.5インチとなる。
▼最新の改装済みB777型機が導入される路線
3月2日運行開始:羽田 (HND) -ミネアポリス(MSP)、成田 (NRT) -アトランタ (ATL)
3月1日運行開始:ミネアポリス(MSP) – パリ (CDG)、アトランタ (ATL) – パリ (CDG)
4月1日運行開始:ミネアポリス (MSP) – ソウル (ICN)
4月5日運行開始:ロサンゼルス (LAX) – シドニー (SYD)