創業25年目から少量限定で製作されるトノウ カーベックスのアーカイブモデル=オリジナルシェイプ“2851”に、”グランギシェ”(ビッグデイト)を組み込んだリミテッドエディションが登場。同様の機能を備えた“LIMITED2000”を彷彿とさせる同モデルは、ビックデイトのレイアウト位置やビザン数字の大きさ、秒針の変更などのマイナーチェンジが施された限定モデルとなっている。
12時位置に備える大きな日付表示(グランギシェ)は、フランス語で”大きな窓”を意味する。二桁の日付を表示するにあたって2枚の回転ディスクを並列に重ね合わせ、それらの数字が2つの窓越しに表示をさせるシステムを使用している。デジタル表示を彷彿とさせるこのシステムは、19世紀の劇場の壁や大きな柱時計などに採用され、少し離れたところからでも読取り易いよう、あえて大きな数字を採用している。