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ベントレー、2022年販売台数で過去最高を更新

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ベントレーモーターズは、2022年の世界販売台数が2021年の14,659台から4%増の15,174台となり、2年連続で過去最高を達成したと発表した。

好調の要因としては、相次ぐニューモデルの投入、マリナーの注文製作に対する需要の拡大、そして2030年までに完全電動化を目指す「ビヨンド100」戦略の下で発売された新型ハイブリッドの販売が好調であることが過去最高販売台数の原動力となったという。

発売6年目を迎えたベンテイガは、SUV人気が続く中で過去最高の販売台数を記録し、ベントレーの売上全体の42%を占めるトップセラーの座を堅持した。

コンチネンタルGTとコンチネンタルGTコンバーチブルも引き続き好調で、売上全体の3分の1に迫る30%をGTシリーズが占めた。中でも、パフォーマンス重視の新型GTスピードがGTシリーズ全体の31%となる販売台数を記録し、ベントレー史上最もダイナミックなロードカーの人気の高さを証明した形となった。

4ドアグランドツアラーであるフライングスパーは、売上全体の28%を占め、同モデル史上最高の環境性能を備えたハイブリッドの導入が売上に寄与したという。

同社最大の市場は南北アメリカで、過去最高を更新。コーチビルダー「ベントレーマリナー」も大きく業績を伸ばし、注文製作件数は、この5年で5倍に増加した。

こうした販売実績を受け、ベントレーモーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは次のようにコメント。

「昨年も先行きの不透明感がくすぶり続けた年ではありましたが、当社は逆風を乗り越えてレジリエンスの高さを示し、3年連続で過去最高販売台数を更新しました。これは当社のブランド力と業務の効率化、そして世界の各市場で各モデルの需要が大幅に増加した結果です」

「昨年、ベンテイガに続くハイブリッドモデルとして市場に投入されたフライングスパーハイブリッドによって、ラグジュアリーカーセクターが向かうべき方向性がより明確になり、ベントレーは間違いなくその最前線に立っています。販売台数と市場シェアだけでなく、電動化技術への投資と2030年までにカーボンニュートラル達成というコミットメントにおいても、ベントレーがラグジュアリーカーセクターをリードしていることを裏付ける販売実績となりました」

ベントレーモーターズジャパンの販売台数は過去最高の644台(前年比+8.1%)を達成している。

エンリッチ編集部

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