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ベントレーが各種V8モデルのアジア太平洋地域への生産を終了

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ベントレーモーターズ アジア パシフィックは2024年5月9日、コンチネンタルGT、コンチネンタルGTC、フライングスパーの各モデルラインに搭載される現行世代の4.0リッターツインターボV8エンジンの生産終了を発表した。現行V8エンジンの生産がまず終了するのは、英国、欧州、中近東、東南アジア、台湾、オーストラリア、ニュージーランド地域向けのモデルとなる。

現行エンジンはベンテイガシリーズの一部として存続するが、コンチネンタルとフライングスパーシリーズの生産終了はベントレーの次のステップへの移行を意味し、2025年までにすべてのモデルラインでハイブリッドモデルを提供することを目標としている。なおベンテイガとフライングスパーはすでにハイブリッドモデルを導入している。

V8内燃エンジンは、過去75年にわたり多くのベントレーに搭載されてきた。最初のLシリーズV8エンジンは、1959年にS2に搭載され、180馬力を発生させた。現行型V8エンジンは、当時のエンジンの3分の2の排気量で3倍のパワーを発生させている。

V8エンジンを搭載したコンチネンタルGT、GTC、フライングスパーの最終モデルは、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、フィリピン、台湾、ベトナムでまだ販売されているが、6月に最後のデリバリーが行われる予定。それ以降は、販売店の在庫もしくは輸送中のパイプライン在庫車の販売に限られる。

エンリッチ編集部

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