ロールス・ロイス・モーター・カーズは、同社のスーパー・ラグジュアリー SUV「カリナン・シリーズ II（Cullinan Series II）」を東京で発表した。

同ブランド初の SUVとして2018年に初代が発表されたカリナン。発表当時はユーザーが自らハンドルを握る割合が70％未満であったが、現在ではほとんどのオーナーが自ら運転しており、運転手を利用するユーザーは10％を下回っているという。カリナンは新しいユーザー層を取り込み、その平均年齢を2010年の56歳から現在の43歳へと大幅に引き下げることに貢献しただけでなく、ロールス・ロイス全製品の中で最も需要の高いモデルへと成長した。

新たなカリナン・シリーズ IIでは、本質的な要素を初代から忠実に受け継ぎながら、変遷するラグジュアリーや、「都市集中的な生活」「より若いユーザー層」「自ら運転することを好むユーザーの増加」といった進化する利用パターンを反映し、さらに大胆な表現、最新テクノロジー、新しい素材、現代的な工芸技法を取り入れている。