日本・スペイン航空当局間の合意により、日本とスペインの二国間はオープンスカイ(航空自由化)となった。これにより、スペインのイベリア航空がマドリード=成田線を約20年ぶりに再開する。初便は2016年の10月19日(成田着)で、週3便となる予定。
合意事項は「二国間輸送についての相互自由化(羽田空港を除く)」と、「第三国企業とのコードシェアや国内コードシェアを含め自由化」のふたつ。
成田空港と直行便で結ばれる欧州内地点は14都市となり、仁川空港(12)、香港空港(11)、チャンギ空港(11)を上回る。また、訪日スペイン人は15年で年間8万人弱だが、15年の対前年伸率は年28%と増加中。今秋の直行便就航により、インバウンド(訪日客)の一層の拡大が期待されている。