デルタ航空は、今後7年間かけてロサンゼルス国際空港の第2ターミナルと第3ターミナルを改装・連結する19億ドル(約2,020億円)投資プロジェクトの第一段階に着手した。
デルタ航空は現在、同空港の第5および第6ターミナルを使用しているが、第2、第3ターミナルに移転することにより、アエロメヒコ航空やヴァージン・アトランティック航空、ヴァージン オーストラリア航空など、多くのパートナー航空会社と同じターミナルを使用することになる。トム・ブラッドレー国際線ターミナルへの連絡通路が完成すれば、エールフランス‐KLM航空、アリタリア航空、中国東方航空、中国南方航空など、さらに多くのパートナー航空会社へのシームレスなアクセスが可能になる。
2009年以降、デルタ航空の座席数は倍に、一日の出発便数は70便から175便に増え、ロサンゼルス空港で最も急速に成長している航空会社となっている。今年はロサンゼルス空港とデンバー国際空港を結ぶ路線を開設し、毎日5便の運航を開始したほか、シアトルへのシャトル便を開始。また、ニューヨークとシアトル行きのフライトを1日10便に増便し、ボストン行きのフライトを1日3便に増便した。