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モエ・エ・シャンドンの08年グラン ヴィンテージ

エンリッチ モエ

270年以上の歴史を持つモエ・エ・シャンドンが72番目のヴィンテージ、「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ 2008」を2016年10月上旬より順次発売する。

グラン ヴィンテージは、天候に恵まれて品質のよいブドウが育った年のワインだけを使用して造られる。2008年は、9月の収穫期に適度に熟した健康的なブドウが実ったことで、酸度のバランスのとれた味わいのヴィンテージ シャンパンが完成した。シェフ・ド・カーヴ(醸造最高責任者)を務めるブノワ・ゴエズはグラン ヴィンテージ 2008について、「冷涼な気候であったことと、収穫が順調に進んだことで、このヴィンテージの特長であるフレッシュでしっかりとした酸味を備えたブドウが出来ました。控えめでエレガントでありながら鋭さのある熟成感を備えており、その香りは春を感じさせ、快活な味わいに仕上りました。」と語っている。

2008年は2004年や1998年と同様に、過去10年間の中では涼しい年となった。春は雨が多く曇りがちで涼しい夏となり、9月には初旬に降った雨が北西風により一掃された影響で、適度に熟したブドウが実り、酸度のバランスが高い仕上がりとなっている。

エンリッチ編集部

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