羽田空港を管理・運営する日本空港ビルデングは、羽田空港内でロボット製品の実験導入をする「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2016」で第1期採択事業者17社を決定した。「清掃」、「移動支援」、「案内」の3カテゴリで、17体のロボットを採択している。

実証実験は2016年12月15日から2017年2月13日を予定。ロボット（製品）自体の安全性や公共空間での稼動についての安全性、導入効果の検証、の3つのフェーズが想定されている。

ソフトバンクロボティクス社は人型ロボット「Pepper（ペッパー）」を投入。利用者とコミュニケーションをとりながら、日本語、英語、中国語で施設やフライト情報などを案内する。Pepperが人の動きに沿って対応したり、Pepperを遠隔操作して案内をしたり、利用者に合わせた柔軟な対応の検証をしていく。