ＮＴＴ都市開発株式会社は、京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町で進める「新風館再開発計画」について、エースホテル（本社：米国ニューヨーク州）とホテル運営委託契約を締結した。日本のみならず、アジア初となる「エースホテル京都」は2019年末の開業を予定している。

ＮＴＴ都市開発は、全国主要都市で事業を展開しており、京都においても、2001年開業の「新風館」、2010年開業の「ラクエ四条烏丸」、2019年開業予定の「元清水小学校活用計画」など多様なプロジェクトを進め、地域に貢献する街づくりに取り組んでいる。

京都の「新風館」跡地での再開発計画は、同社にとって京都における中核の複合開発プロジェクトとなる。同再開発計画の核として、独自のコンセプトで世界中にファンを持つエースホテルを誘致する事に至った。

エースホテルは、地域性を取り入れてロケーションごとに独自のデザインを施し、地域コミュニティや周辺企業とのコラボレーションにより新たな文化発信と地域活性化の拠点となってきた。大正時代以来の歴史的建築物であり、ＮＴＴの歴史も息づく旧京都中央電話局を活用した新風館再開発計画と同ホテルが組む事で、世界的な観光スポットである京都の地に新風を吹き込み、世界中から集まるビジターとローカルの交流拠点となることをめざすという。