プリンセス・クルーズは、株式会社JTB(以下、JTB)と共に、2020年7月23日(木)~2020年8月9日(日)の期間、クルーズ客船を宿泊施設として活用する「ホテルシップ」を横浜港にて実施する。日本でのホテルシップの実施は、プリンセス・クルーズにとって初の試み。
ホテルシップは2020年におけるホテル需要の高まりから、供給量を補う手法として大きな注目を集めている。今回、外国客船としていち早く定期的なスケジュールの日本発着クルーズを開始し、今年で6年目を迎えるプリンセス・クルーズが、ホテル需要の高まりに向けてJTBとタッグを組んだ形だ。
客船は2013年の就航時から2年連続で日本発着クルーズを運航し、日本の乗客にとって馴染み深い「サン・プリンセス」を起用。同船は、日本発着クルーズ就航に伴い、2013年に寿司レストラン「海(Kai)寿司」を設置。日本の乗客向けサービスに実績があり、2019年にJTB主催の世界一周チャータークルーズに配船される客船でもある。
サン・プリンセスは2018年6月からドライドックに入り、宿泊客に最高の睡眠を提供するため、睡眠専門ドクターと共同開発したニュータイプのベッド、「プリンセス・ラグジュアリー・ベッド」を全客室に設置するなど、リノベーションも実施する。