ニュージーランド航空は、航空業界誌『エア・トランスポート・ワールド』（ATW）の「エアライン・インダストリー・アワード」において、初のダブル受賞をはたした。「航空業界のオスカー」と呼ばれる同アワードの表彰式は、3月にニューヨークで行われる。

ニュージーランド航空は、環境面の取り組みで首位となるATW「エコ・エアライン・オブ・ザ・イヤー」ならびに、シートの改良による「パッセンジャー・エクスペリエンス・アチーブメント・アワード（顧客満足度最優秀賞）」を受賞した。

ATW「エコ・エアライン・オブ・ザ・イヤー」賞では、ニュージーランド航空のサステナビリティ（持続可能性）に関する取り組みが評価された。「プロジェクト・グリーン」による廃棄物削減の取り組み、ニュージーランド各地のコミュニティとの連携および支援、そしてカーボンオフセットプログラム「フライ・ニュートラル」においては業務上のカーボン排出量削減のみならず、搭乗者の有志からも削減に協力をえる活動を実施している。

「パッセンジャー・エクスペリエンス・アチーブメント・アワード」では、ニュージーランド航空の革新的プロダクトであるエコノミー「スカイカウチ」が高く評価された。エコノミー「スカイカウチ」は、3席を一列のソファとして活用でき、友人同士や家族で広くスペースを使う事ができる。

ニュージーランド航空CEOクリストファー・ラクソン氏は、次のようにコメント。「ニュージーランド航空がサステナビリティにおける企業リーダーとして認められたことを、嬉しく思います。組織のあらゆるレベルにおいて社員が積み上げた努力を、高く評価いただくことができました。よい変化を生み出せましたが、さらに発展させていく必要があります」

第45回ATWアワード表彰式は、2019年3月26日にニューヨークで開催予定。