北野合同建物株式会社は、1973年に日系初のホテルとしてニューヨークに開業したザ・キタノホテルと双璧をなすホテルとして「ザ・キタノホテル東京」を本日4月9日、東京・平河町にオープンした。
ロケーションはかつて多くの政財界や文化人に愛されたアパートメントホテル「北野アームス」があった場所。日本建築の第一人者である今里隆氏監修のもと竹中工務店の設計施工で完成した。2階には茶室を兼ねた「ティーラウンジ」があり、現代風書院の床の間には季節を意識した書画が掛けられ、「和敬清寂」の設えを堪能できる。
全室が温かみのあるインテリアを基調とし、ミニバーと一体になったカウンターも用意。バスルームには深めのバスタブとレインシャワーが設置されている。レジデンシャルタイプのスイートルームにはキッチンや洗濯機も用意されている。部屋数は全72室。長期滞在型ホテル「北野アームス」の名残として居住性を取り入れたという。