オリックス不動産株式会社は、神奈川県箱根町強羅で、全70室の温泉旅館を開発し、2020年秋の開業を予定していると発表した。

同計画地は、箱根登山鉄道「強羅」駅から徒歩約3分、傾斜地が多い強羅エリアでは平坦な道のりでアクセスが可能。強羅公園をはじめ、彫刻の森美術館や店が並ぶ観光エリアとなっている。

施設は4棟構成で、全70室の客室を設ける予定。強羅の自然・歴史・文化と共生し調和する外観デザインを採用し、全客室に露天風呂を備える。最上階に箱根の眺望を楽しめる2種類の大浴場を設置し、レストランなど充実した共用施設を備える温泉旅館となるという。同社の事業ブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」の旅館として、2020年秋の開業を目指している。

オリックス不動産は、2017年8月に箱根・芦ノ湖畔にグループ初の新築旅館である『箱根・芦ノ湖 はなをり』を開業しており、箱根エリアでの運営施設は、これが2施設目となる。