株式会社Plan･Do･Seeは京都にて、任天堂旧本社社屋をプロデュースし、安藤忠雄氏設計監修の新建築とともにホテル『丸福樓（まるふくろう）』として2022年4月に開業する運びとなった。宿泊予約の受付は既に開始されている。

1889年から歴史を刻んできた任天堂の創業地にあたる京都・鍵屋町。その正面通に面する旧本社社屋がホテルとして生まれ変わり、2022年4月に開業する。ホテルは既存の建物と安藤忠雄氏が設計監修した新しい建物が融合し、全18室のホテル「丸福樓（まるふくろう）」として誕生する。

「丸福株式会社」は1947年に任天堂の前身である山内任天堂が花札・かるた・トランプの製造や販売をする会社として設立された。同ホテルではその歴史をつむぎ、当時の屋号をホテル名に含めている。

丸福樓の運営を行うPlan･Do･Seeは地域の特性を活かしたレストラン・ホテル・旅館運営を行なっており、同ホテルでは創業者山内家が居住する場所として利用された建物の当時の趣を残しながらゲストを迎える。