プリンセス・クルーズは、2025年秋のデビューを予定しているスター・プリンセスのサービス拡充を発表した。現在フォート・ローダーデール発着のカリブ海クルーズを運航しているサン・プリンセスの姉妹船であるスター・プリンセスは、カジノ内の禁煙エリアの設置やダイニングとレクリエーション施設の拡張などを予定している。
乗客定員4,300人、総トン数178,000トンのスター・プリンセスは、2隻目のスフィア・クラスとなる新造船。持続可能性に配慮した同船は、液化天然ガス(LNG)を採用した客船として温室効果ガスの排出を削減し、環境にやさしいクルーズ運航のための独自のエネルギー回収システムを完備している。また、サン・プリンセスのデザインを踏襲し、洋上初のジオデシックドーム「ザ・ドーム」や、船の中心部に位置するガラス張りが特徴的な施設「ピアッツァ」など、最先端の施設も登場する。
スター・プリンセスのサービス拡充は以下。
◼️カジノの禁煙エリア拡張
新設の禁煙エリア内には68台のスロットマシンが追加され、禁煙を好むカジノ愛好家は新しく追加されたスロットマシンでゲームを楽しむ事ができる。
◼️オマーリーズ・アイリッシュ・パブ
伝統的なアイルランド料理やライブ音楽、各種ビールやウイスキーを提供する人気施設で32席増設。
◼️ラブ・バイ・ブリット
世界的なポップアーティストのロメロ・ブリット氏とシェフのルディ・ソダミンとのコラボレーションによる、アートに彩られた「Love」を祝う特別レストランで20席増設。
◼️スカイデッキ・スポーツコート&トラック
ピックルボールやバスケットボール用の新しいスポーツコート、ジョギングコース、スプラッシュパッド、リラクゼーション・エリアなどが新登場。
また、同船の客室は、スイート80室、ジュニア・スイート123室、1,000室以上のバルコニー付き客室、100室のコネクティングルームを含む全2,157室となるという。