インドア派もアクティブ派も
では、世のクルーザーオーナーはどんな楽しみ方をしているんでしょう? クルーザーを乗りこなして遠洋に出て巨大なマグロやカジキを釣る、なんて往年のスターさながらの本格的なユーザーもいるけど、仲間と海に繰り出して海上のプライベートパーティを楽しむもよし、心地よい日光を浴びながら読書に没頭するもよし。人それぞれの楽しみ方があるんです。
でもやっぱり鉄板なのは、デートでの使用。24時間365日いつでも貸し切り状態(当然!)の動く別荘があれば、大きなアドバンテージになること間違いなし。レインボーブリッジと東京タワーの共演が栄える東京湾も、ランドマークタワーと大観覧車がそびえる横浜港も、ハーバーランドとメリケンパークが一望できる神戸港も、名のあるベイエリアの夜景をすべて独り占め。きっと夜景のキライな女性なんていないんだから、大切な日には夜景とクルーザーでビシッと決めるべし。
横浜や湘南地区にあるマリーナは都心からも1時間ほどでアクセスできるから、クルーザーにゲストを呼ぶには最適。
夏真っ盛りの今だったら、日中から場所取りをする必要もなく、快適なエアコンの効いた船内から花火大会を眺められるのは大きな魅力ですな。アウトドアに行きたいなら、三浦半島からも近い伊豆大島まで行って現地で釣りやシュノーケリングを楽しんだり、名物の干物を買ったり。ユルく楽しみたい人も、本気で楽しみたい人も満足させられるのがクルーザー最大の魅力といえましょう。