「海を駆ける別荘」としてのクルーザーの魅力をお伝えしてきた当企画。これまで、クルーザーの楽しみ方や機種、各地のマリーナについて説明してきましたが、実はクルーザーの免許って3日もあれば取得できちゃうってこと知ってましたか？　

今回、当サイトでもおなじみのモデルKOTAさんがライセンスの取得に挑戦します（＊2019年撮影）。サーフィンをライフワークとする海の男である彼は、オフの可能性を広げるため、かねてからボート免許の取得を計画していたとの事。陸から5海里（約9km）以内を自由に航行できる2級小型船舶操縦士の免許取得までの様子をお届けしましょう。

やってきたのは横浜ベイサイドマリーナにあるヤマハマリンセンター。

ここで学科と実技講習を受けて、後日に控えた国家試験に臨みます。

一般的に免許取得に必要な日数はこちらの3日です。

◎1日目：学科講習
◎2日目　実技講習
◎3日目　国家試験

たったの3日で、2級小型船舶操縦士の免許が取れる。ENRICH読者として、これは取らない手はありませんよね。

1日目 学科講習
操作方法やルールを学習

学科講習は講習会場まで出向いて丸1日の受講が必要です。

講習の内容は国家試験で出題される「小型船舶操縦者の心得及び遵守事項」「交通の方法」「運航」の3科目。

講師が試験に出るポイントを重点的に解説してくれます。しっかり講習を聞いて復習すれば殆どの方が試験の合格レベルに達する様ですよ。

今回使用するテキストです。Webでの申し込み後、教材一式（テキストやロープワークで必要なロープ）が手元に届きました。テキストの中身の写真は割愛しますが、やはり自動車学校での授業内容に似ています。

講習は休憩を挟んで８時間程で終了。合格率が高いと言っても、覚える量は少なくはありません。試験当日まで復習が大切です。

KOTAさんも仕事の空き時間にテキストを確認。余念がありません。