ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

体型の悩み


 Q

「背が低いことが悩みです。どうすれば背が高く見えますか?」


 A

「目線を高く上げることがポイントです。
人気が復活している帽子は、特におすすめのアイテムです」

背の低い方は、高い位置にポイントを置くことが良策。人気復活の帽子は、最もおすすめのアイテム。上質なフエルト製の帽子6万3000円(ボルサリーノ//以上伊勢丹 新宿店 メンズ館☎TEL.03-3352-1111)
背の低い方は、高い位置にポイントを置くことが良策。人気復活の帽子は、最もおすすめのアイテム。上質なフエルト製の帽子6万3000円(ボルサリーノ//以上伊勢丹 新宿店 メンズ館☎TEL.03-3352-1111)

——太っていることに次いで、多いお悩みが“背が低いこと”ではないでしょうか? これに対しては、どうお答えになりますか?

「まず、背が小さい方が、最も陥りやすい誤りは、大きめの服を着てしまうことです。これは逆効果なのです。必ずジャストサイズの服をお召しになることをおすすめします。ジャケットやパンツの丈も、短めに仕上げることです。」

「それから、目線をなるべく上のほうに持っていく工夫も必要です。帽子は、まさにうってつけのアイテムです。今シーズンは、つばの広いものがトレンドなのですが、ここはあえて、つばの短いものをお選びになってください。その方が、縦の線を強調し、背が小さい方には似合うのです」

 


 Q

「確実に背が高くなる靴はありませんか?」


A

「アッパーはドレッシーでも、ソールはスニーカータイプの靴に注目です」

いま最も人気のあるシューズ・ブランドのひとつ、ヒロシ・ツボウチのスニーカーソール・シューズ。ソールにエアが入っており、履き心地も抜群だ。シューズ2万8000円(ヒロシ・ツボウチ/伊勢丹 新宿店 メンズ館☎TEL.03-3352-1111)
いま最も人気のあるシューズ・ブランドのひとつ、ヒロシ・ツボウチのスニーカーソール・シューズ。ソールにエアが入っており、履き心地も抜群だ。シューズ2万8000円(ヒロシ・ツボウチ/伊勢丹 新宿店 メンズ館☎TEL.03-3352-1111)

「残念ながら、弊社ではシークレット・ブーツは扱っておりませんが、例えば、アドルフォーリやカンパニーレなど、アウトソールが高めのブランドをチョイスするのは一つの手だと思います。また、今シーズン大流行しているスニーカーソールを備えた靴はおすすめです。これはアッパーはドレッシーだけれど、ソールはスニーカー風のものが組み合わされていて、歩きやすく、グリップもよく、しかも背が高くなるというシューズです。全身ドレッシーで、靴だけハズすという着こなしは、実に今風でもあります。火付け役はコールハーンですが、ヒロシ・ツボウチのものもいいですね。今回ご紹介した茶色のスエード以外にも、多くのバリエーションがあります」

——いろいろ具体的なアドバイスをありがとうございました。ところで、前出のメンズ・アテンダントのサービスですが、例えば、嶋崎さんご自身を指名したりすることもできるのでしょうか?

エンリッチ 伊勢丹メンズ館 

「はい、出来ます。電話を頂く際に、『ENRICHを見た』と言って頂いて、私をご指名頂ければ、喜んでお相手させて頂きます。具体的なご要望とご予算をお伝え頂ければ、あらかじめいくつかコーディネイトをご用意させて頂きますし、専用のアテンドルームをお使い頂いて、思う存分ご試着をして頂くことも可能です。皆様のご来店をお待ちしております」


伊勢丹 新宿店 メンズ館

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言わずと知れた“ファッションの伊勢丹”の本拠地。ここを見ずして日本のトレンドは語れない。セレクトショップの感性と百貨店のアテンド力を兼ね備えた希有な場所。メンズ館7階の“スーパーメンズ”のフロアは、300平米の売り場面積を誇り、2L〜5Lまでの豊富なサイズ・バリエーションが揃う。しかも、それらすべてがいまをときめく人気ブランドだというのだから堪らない。

東京都新宿区新宿3-14-1
営業時間:10:30〜20:00(不定休)
TEL:03-3352-1111(代表)
(メンズ・アテンダントの申し込みもこちら)


※掲載した価格はすべて税抜き。

撮影=岡田ナツ子

松尾 健太郎 (まつお けんたろう)

THE RAKE 日本版編集長、クリエイティブ・ディレクター
株式会社世界文化社にて、月刊誌メンズ・イーエックス創刊に携わり、クラシコ・イタリア、本格靴などのブームを牽引。‘05 年同誌編集長に就任し、のべ 4 年間同職を務めた後、時計ビギン、M.E.特別編集シリーズ、メルセデス マガジン編集長、新潮社 ENGINEクリエイティブ・ディレクターなどを歴任。現在、インターナショナル・ラグジュアリー誌“THE RAKE”日本版編集長。

連載コラム

松尾健太郎

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