ポルシェAGは3,000万ユーロを投資し、本社を構えるドイツ、シュトゥットガルトに最先端の環境を整えたトレーニングセンターを開設した。床面積14,000平方メートルの新しいビルは、500名の実習生とバーデン・ヴュルテンベルク・コーポラティブ・ステート・ユニバーシティの学生を収容。
ポルシェの新卒社員は2011年から2014年にかけ50%増を記録し、現在は450名となっており、この施設での研修を経た全てが正社員となる。
同社は1年に社外から106名受け入れる産業技術分野の実習生のうち40%を中学校の卒業生とするなど、これまで積極的に学生達に研修の場を提供してきた。さらに、産業技術訓練の実習生に占める女性の割合は、過去3年で5%から27%に増加している。
同社は、今後もこの様な社会貢献を続けるために利益を上げていく必要があるとコメントしている。