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ANAキッズラウンジ&フィンテック 3/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。前回までは旅行関連のトピックだったが、2月最後のエントリーは、フィンテックに触れよう。(1/2から読む)ーーー

フィンテックを活用して
マイルを継続的に獲得

エンリッチ kikuchi 1802-3

今回は、エアラインを使った旅行について紹介してきました。それに関連するということで…最近はマイルを貯める新たな手段として「フィンテック」の活用が進んでいることにも触れたいと思います。

言わずもがな、フィンテックとは「Finance」と「Technology」を組み合わせた造語のことで、ICTを利用した革新的な金融商品やサービスのことを指します。代表的なのは、簡単な入力をするだけで、「ロボアドバイザー」が自動的に投資の方針などを決め、それに従いポートフォリオを組んでくれるというもの。これまでは人が介在していた部分がAIをはじめとするテクノロジーが代替するので、投資信託やETFなど金融商品を購入・保有コストが下がるというのが特徴です。今後も伸びていく分野でしょう。

そんな、フィンテックを活用したサービスのうち一つが「ウェルスナビ」です。これは、投資の目標設定から税金の最適まで、すべてをロボアドバイザーがするというものです。安定した国際分散投資を自動的に行うので、投資家自身は運用を任せてしまって構いません。

始め方も簡単で、6つの質問に答えると運用プランと最適なポートフォリオを提案、口座はウェブから申し込めば最短2日で開きます。そして、いざ運用を始めると、ポートフォリオを自動で構築して自動積立、自動発注、自動再投資、自動リバランスと、ほとんど手間がかからないまま投資は行われていきます。

そんな「ウェルスナビ」には、ANAマイルが貯まる「ウェルスナビ for ANA」というサービスがあります。運用開始時に300マイル、四半期ごとの期中の平均資産評価額が100万円以上だと、四半期ごとに50マイル、年間最大で200マイルが付与されるという仕組みです。運用しながらマイルが受け取れるので、長期で資産形成したい人にはマッチするサービスだと思います。

菊地崇仁

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