ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

モバイル決済最新トピック 1/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。8月は「モバイル決済」の最新動向をお伝えしよう。ーーー

エンリッチ kikuchi1808-1

エンリッチ読者の皆さん、ポイ探の菊地崇仁です。

前回はエグゼクティブに人気のプレミアム系クレジットカード「デルタアメックス ゴールド」の付帯特典が変更したこと、さらには銀行系のプレミアムカードについてお伝えしました。銀行は我々の生活と切って離せませんし、ホルダーになることで各種手数料が優遇されるといったサービスは魅力的で実利があります。プラチナカードであれば、コンシェルジュや空港ラウンジといったお馴染みの付帯特典があるので、「銀行+日常生活でも付加価値を得たい」という人に向いたカードだと思います。続報があればご紹介しましょう。

大手金融機関がモバイル決済に参入
「銀行×スマホ」がスタンダードに?

それでは本題に入りましょう。今回のテーマは「モバイル決済」です。ここ最近、大手金融機関による参入が目立ちます。

例えば、みずほ銀行はJCB、大日本印刷と協業し、この春から日本初のスマホ決済サービス「スマートデビット」の発行を始めました。

これは、みずほ銀行が提供するアンドロイド端末向けの「みずほWalletアプリ」から口座開設者が申し込めば、非接触型ICカードのスマートデビットが発行され、全国で端末台数65万台以上の「QUICPay+」加盟店で、タッチによる決済ができるというもの。デビットカードなので、利用ごとに決済金額が口座残高の範囲内で引きとされます。

同行では既にJCBデビットカード「みずほJCBデビット」をカード型で提供していますが、このユーザーも利用することができます。将来的には、決済利用者に対するインセンティブも検討しているようです。「みずほWalletアプリ」では預金口座の残高、利用明細なども一元管理もできるので、預金者にとってはスマートデビットを使うことで現金の出納を把握しやすく、高い利便性が期待できるでしょう。

菊地崇仁

Return Top