ベントレーモーターズのクルー本社は、最新の環境マネジメント規格ISO14001:2015とエネルギーマネジメント規格ISO50001:2018の再認証を取得することに成功した。
ベントレーの全モデルの設計、エンジニアリング、製造が行われているクルー工場は、1999年に英国で初めてISO 14001規格を達成した自動車工場。廃棄物、エネルギー、水の使用量を削減し、リサイクルと生物多様性を最大限に活用することへの継続的な取り組みは、同業界のベストプラクティスの一例となっている。
さらに、同社はエネルギーモニタリングシステムや英国最大のソーラーカーポートの設置など、エネルギー管理にも力を入れている。同社にあるソーラーパネルの総エネルギー容量は現在7.7MWとなっており、これにより2011年以来継続しているISO 50001の再認定を確実なものとした。 ベントレーの再生可能エネルギー発電へのアプローチは、約1年前に初めてカーボントラスト社からPAS 2060カーボンニュートラル認証を取得した際にも重要な役割を果たしている。
ベントレーの製造部門の取締役であるピーター・ボッシュは次のようにコメント。「最高水準の環境コンプライアンスを採用し、達成することは、私たちの事業が環境に与える影響を軽減し、持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとなることを目指すサステナビリティ戦略の重要な部分です。」
「昨年達成したカーボンニュートラル認証に加えて、ISO14001とISO50001の再認証を成功裏に達成したことは、敷地内の再生可能な太陽光エネルギーへの投資とグリーンガスへの切り替えを行った長期的な戦略の結果です。 また、生物多様性を最大化する一方で、水やエネルギーの使用量、廃棄物、排出量を削減するために、当社の事業のあらゆる側面を一貫して包括的に見直してきました。」
同社は将来的に独自の物流や新しい低エネルギーの建物や施設に焦点を当て、この分野の革新を続けていくとし、今年の11月に持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーとなるための「ビヨンド100」計画のさらなる詳細を発表することを目指している。