メイド・イン・イタリーのマテリアルブランドであるアルカンターラは4月7日、ミラノで「LUXURY MEETS PERFORMANCE」をテーマにしたマセラティとのコラボレーションイベントを開催した。

会場となったミラノ市内にあるコンデナスト社１階の体験型ショップの中庭には、「Maserati MC20（マセラティ MC20）」と共に、イラストレーターのPietro Mazza（ピエトロ・マッツァ）氏による絵が描かれたアルカンターラのマテリアルが展示された。

ピエトロ・マッツァ氏のドローイングでは、異国の地を舞台に移動する物語がグラフィックで表現されており、職人技と細部へのこだわりを象徴する縫製の針や、メカニックとダイナミズムを表す空、地面にはボルトとスピードメーター、そしてレースでの勝利を象徴するトロフィーも描かれた。

Maserati MC20に使用されているアルカンターラのマテリアルには、オリジナルのテーラーメイド・パターンが採用されている。これはマセラティ社のデザインセンターとアルカンターラ社のコンプレックス・マニュファクチャリングのデザイナーや技術者たちとのパートナーシップによるもので、必要なスキルを持つスタッフたちが技術を融合して開発が行われた。

アルカンターラ社の会長兼CEOであるアンドレア・ボラーニョは、「マセラティのように、テクノロジーとクラフツマンシップ、情緒と性能を兼ね備えたブランドと仕事ができることは、常に我々にとっての誇りとなります。『オール・イタリアン』の品質とカスタマイズにおけるアルカンターラ社のこれまでの経験により、世界で最も称賛されるブランドからアルカンターラは選ばれています。」とコメントしている。