株式会社リビエラリゾートが2001年より所有、運営する「リビエラ逗子マリーナ(神奈川県逗子市)」は、世界最古の環境認証でサステナブルな海辺の国際認証「*BLUE FLAG(ブルーフラッグ)」の認証を受けたと発表した。なお今回のマリーナ認証は日本初、並びにアジア第1号の取得となった。同社は今後、ブルーフラッグが認める世界レベルのサステナブル・マリーナとして、環境保全や環境教育、持続可能な街づくりへの貢献に更に注力するという。
リビエラリゾートは、社会的に現在ほど環境に対する意識や情報がなかった2000年初めにCO₂を削減するためにできることから活動を始めた。それをもとに2006年には「リビエラ未来づくりプロジェクト」を立ち上げ、「環境」「教育」「健康医療」の3本柱で多数の活動に取り組んでいる。例えば、マリーナのレストランから出る野菜くずをクリーンセンターで燃やさず堆肥として用いて自社菜園で無農薬野菜を栽培し、再びリビエラ逗子マリーナ内のレストランで提供する「循環型農法」や、マリーナ岸壁に日本で初めて「薄膜太陽光発電」パネルを設置し再生エネルギーをマリーナでの給電に使用するなどの活動を行っている。
また2021年からは、サステナブルムーブメントを願い、ハブとして人をつなぐ「リビエラSDGsフェス」や、サステナブルムーブメントの裾野を広げる事を目的とした「リビエラSDGs作品・マンガ大賞」も開催している。
そして今回、更なる環境へのコミットのため、約1年の準備期間を経て国際認定取得を申請し、厳しい審査を経て6分野38項目すべての基準を満たしたことから、国際環境認証であるブルーフラッグ取得に至った。
*ブルーフラッグとは、デンマークに本部がある国際NGO「FEE(国際環境教育基金)」によるビーチ・マリーナなどのサステナブルな海辺を評価する国際環境認証制度で、SDGsの17ゴールすべてに関わるプログラム。