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ベントレーがサステイナブルな2つの取り組みを発表

news20240806

ベントレーモーターズは、商品の段階的な電動化を進め、2030年までに全モデルの電気自動車(EV)化を目指す同社の事業戦略「ビヨンド 100 戦略」の一環として2023年に設立したベントレー環境財団が、カリフォルニア沿岸で行われる大規模な環境保護プロジェクトの一環である、「ケルプの森保護プロジェクト」へ資金提供を行い、支援することを発表した。また、サステナブルなレザー業界の国際団体「レザーナチュラリー」に加盟した事もあわせて発表した。なお、レザーナチュラリー加盟ブランドの中では、ベントレーが初の自動車メーカーとなった。

ケルプの森保護プロジェクトは、ケルプを食べるムラサキウニの増加を抑制するため、サンフラワースターを人工栽培するもので、主要な沿岸地域にフォーカスするケルプ再生プログラム。ケルプは、大気と海の両方から二酸化炭素を吸収し、また多くの海洋生物の生息地となっているが、カリフォルニアでは気候変動により90%以上のケルプが失われているという。

ベントレーが新たに加盟したレザーナチュラリーは、環境に配慮して調達し認定されたレザーを、循環経済の一部として使うことを推進している。なお、ベントレーは2021年には、レザーワーキンググループに加盟した初の自動車メーカーとなり、レザー業界のビジネス慣行と環境への配慮を進めている。

エンリッチ編集部

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